PROFILE

木村未来経営研究所 代表 木村元俊(きむら ひろすぐ)

1975年 東京都足立区生まれ、 足立区育ち。 足立区在住。

 電子部品専門商社に勤務、不動産会社勤務後、大手金融機関を経て、99年続く会社にしていくお手伝いをする資金調達・資金繰リコンサルタントとして独立。

 私は平成10年(1998年)平成不況が始まった年に社会人になりました。 平成10年の11月、先輩と何度も同行させてもらってバカ話をする仲になった社長の会社が倒産しました。その社長は62歳、専務は55歳でした。社長と専務はこの先、どうなってしまうのだろうか。従業員も路頭に迷ってしまうはずです。

 先輩にそのことを質問しました。木村、我々の仕事は商品を納品して、回収することだ。社長たちに出来ることは我々には何もない。と言われました。 私はその時、自分の無力さにモヤモヤとした気持ちになりました。その後も、銀行の貸し渋り、貸しはがしに苦しめられる経営者をたくさん見てきました。銀行の都合に振り回される経営者もたくさん見てきました。

 実は私の父もその一人です。個人事業主だった父は、信用金庫と取引をしていました。信金マンから、ゴルフ会員権を買いませんか?と話が来ました。父は興味がないと断りました。しかし、信金マンはしつこく、値上がりします。儲かります。購入のための融資をします、と言ってきました。

 融資の付き合いもあるし、そこまで信金の人がいうならと、父は融資を受け、ゴルフ会員権を買いました。次は投資信託の話です。そして、バブルが弾け、ゴルフ会員権のゴルフ場は経営破綻。紙くず同然となり、借金だけが残りました。

 その額、4千万円です。おととし、ようやく返済が終わりました。父は肩の荷が下りた。ほっとしたよと笑顔になりました。私も寄り添いながら、ようやく解決できたとホッとできました。

一般的に経営者の困りごとは3つあるといわれています。売り上げ、人、資金繰り(お金)です。私はお金でお役に立てるようになりました。経営者をお金の悩み、苦労から解放し、本業に専念できるようにしています。銀行とより有利な取引ができるよう、お手伝いをすることで、経営者と従業員を笑顔にしていきたいと思います。

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